吹き替えファンの朗報続き
吹き替えファンには嬉しくないニュースが多いものですが、最近になってようやく朗報が!
日本では10月25日に公開されるSFアクション映画『ジェミニマン』。
主演のウィル・スミスの吹き替えが江原正士さん(現在の主人公役)と山寺宏一さん(20代の主人公役)という!
ウィル・スミスの吹き替えは山ちゃんのイメージが強いのですが、作品によっては江原正士さんも凄く好きで、どちらか選べない・・・・・・そんな迷いや葛藤を解決してくれた、まさに吹き替えファンにとってはたまらないキャスティングとなりました。
とは言いつつも東地宏樹さんによるウィル・スミスも好きなので、数年後にでも新録しないかな・・・・・・と、気が早いことを考えてしまいます。
そして更に朗報は続き・・・・・・9月28日には『ダークナイト』の地上波吹き替え版が久々に放送されるという!
バットマン生誕80周年&新作の『ジョーカー』公開記念とのこと。
大塚芳忠さんのジョーカー、井上和彦さんのトゥーフェイスなど、ソフト版とはまた違った豪華な配役です。
前回、録画していなかった&この吹き替え版を収録したソフトが出なさそうなので、嬉しいことです。
洋画をゴールデンタイムで放送する機会が減りまくっているので、今回は本当に貴重ですよ。
この調子で『バットマン ビギンズ』、『インセプション』の地上波吹き替え版の再放送、そしてあわよくば『ダークナイト ライジング』も新録しないかな・・・・・・と願ってます。
最新作である『ジョーカー』の吹き替え版のキャストもどうなるか楽しみです
ただ、ハードな映画っぽいので吹き替え版は劇場公開しないだろうなあ・・・・・・・そのほうがタレント吹き替えの心配はないのですが。
映画「ジョーカー」本予告【HD】2019年10月4日(金)公開
個人的に、今作でジョーカーを演じるホアキン・フェニックスの吹き替えは森川智之さんか神奈延年さんに。
ロバート・デ・ニーロには津嘉山正種さんか池田勝さん・・・・・といった感じの、FIXかつ豪華な声優陣をキャスティングしてほしいです。
2019年上半期映画ベスト10
映画館で鑑賞した作品を対象にした「2019年上半期映画ベスト10」を載せておきます。
1位:ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
2位:アベンジャーズ/エンドゲーム
3位:アクアマン
4位:スパイダーマン:スパイダーバース
5位:クリード 炎の宿敵
6位:名探偵ピカチュウ
7位:スパイダーマン ファー・フロム・ホーム
8位:運び屋
9位:ハンターキラー 潜航せよ
10位:バンブルビー
『シャザム』と『ファースト・マン』は見逃したので、今度レンタルで借りるつもりです。
これからも『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』、『ジョーカー』、『ジョン・ウィック:パラベラム』、『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』など、面白そうな映画がまだまだ公開されます。
なので今後、このベスト10も変わっていくと思います。
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』吹き替え版の感想&洋画の吹き替えキャスト予想(2)、答え合わせ
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を鑑賞しました。
いやあ、めちゃくちゃ楽しかったです!
本編の感想はいろんな方が書いているでしょうから、自分は吹き替え版の感想を載せておこうかと。
その前に、以前予想した吹き替えキャスト予想の答え合わせをしておきます。
・『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』
マーク・ラッセル:カイル・チャンドラー(田中圭)
リック・スタントン:ブラッドリー・ウィットフォード(安原義人)
サム・コールマン:トーマス・ミドルディッチ(小林親弘)
フォスター:アイシャ・ハインズ(斉藤貴美子)
バーンズ:オシェア・ジャクソン・Jr.(松尾諭)
ステンツ:デヴィッド・ストラザーン(佐々木勝彦)
マルティネス:アンソニー・ラモス(小松利昌)
グリフィン:エリザベス・ラドロウ(森なな子)
ウィンストン:ジェシー・オニール(吉田ウーロン太)
幼いマディソン:レクシー・レイブ(大地葉)
アンドリュー:タイラー・クラムリー(宇山玲加)
マンシーニ:ランディ・ヘイヴンス(名村幸太郎)
ウィリアムズ:CCH・パウンダー(西宏子)
吹き替え翻訳:平田勝茂
・・・・・・いや、いろんな意味で変化球すぎてほとんどはずれました。
ですがなかなか豪華な吹き替え版だと思います。
まず田中圭さんの吹き替えに関しては「初挑戦にしては上手」だと思いました。
ただ、どうしても年齢が20歳ほどの差があるカイル・チャンドラーには合ってなくて。
声を低めにして頑張っているものの、どうしても高くて若すぎるんですよ。
演技自体は思ったよりも上手だっただけに、凄くもったいないと思いましたね。
田中圭さんもこれについては凄く気にしてるみたいで、いろんな雑誌、イベントのインタビューで「僕でいいのか」とずっと気にしていたり、納得いってないような部分もあるみたいでした。
結果、役には合っていなかったにせよ、田中圭さんはベストを尽くしたと思います。
というかこの謙虚かつ一生懸命な姿勢に、むしろ好感度が上がりました。
いつものことですが、こういったタレント吹き替えに関しては、悪いのは本人ではなくキャスティングしたアホです。
さて、木村佳乃さんは・・・・・・まあ『ジュラシック・ワールド』のときよりはマシになったかなと。
芦田愛菜さんに関しては違和感なさすぎて言うことありません。
もうプロでしょ。
なぜかあまり話題になっていない『シン・ゴジラ』から参加した松尾諭さん、小松利昌さん、吉田ウーロン太さんらの吹き替えも違和感なくて驚きでした。
まあ、そもそも吉田ウーロン太さんは声優さんでもあるのですが。
個人的には安原義人さんのスタントン博士の吹き替えが最高でした。
キャラクターも声優さんもどちらも大好きだっただけに、今作の吹き替え版が好きになった理由の1つでもあります。
土師孝也さん、小林親弘さん、森なな子さん、甲斐田裕子さんらプロの声優陣は言うまでもなく素晴らしかったです。
好きな声優さんが自分の好きなシリーズものに出るのって、本当に嬉しいんですよ。
それとフォスター役の斉藤貴美子さんがめちゃくちゃかっこよかったです。
もともとそういう役ですが、吹き替え版で更にかっこよくなってました。
それになんと言っても今作の吹き替え翻訳を手がけた方は、あの『コマンドー』で有名な平田勝茂さん!
キレッキレかつ、ゴジラファンも思わずニンマリな翻訳でした。
というわけで、公開前に心配していた日本語吹き替え版は思ったよりも悪い出来ではありませんでした。
田中圭さんに関しては観ているうちに慣れる(しかない)と思います。
あと日本版主題歌は吹き替えキャスト&スタッフロールで流れるので気になりませんでした。
プロによる豪華声優陣かつ、字幕版では割愛された翻訳が吹き替え版では味わえますし、何より画面に集中できるのでオススメです。
とはいえ、字幕版には字幕版の良さがあって(主に芹沢博士の場面など)。
なので本作は字幕→吹き替え版の順での鑑賞がベストではないかと。
しかし田中圭さんは凄く気にしてるみたいですし、やはり声優さんバージョンは必要だと思うのでブルーレイ発売時の際は「劇場公開版」と「声優版」の2パターンを収録してほしいものです。
観てから読むか、読んでから観るか
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』公開までもうすぐです!
それに伴って、今作が表紙&特集の雑誌がこんなにも!
Pen+(ペン・プラス) 【完全保存版】 ゴジラ、再び。(メディアハウスムック) ペンプラス
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2019/05/25
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いやー、いい時代になったものです。
『FINAL WARS』公開後のあの寂しい雰囲気は今でも忘れられません。
それにしても公開前だというのに、これらの雑誌にはちょいちょいネタバレ要素があったりしました。
いや、結末が載ってるとかではないんですが「それ言っちゃっていいの?」や「それを知らなかったら、映画館で泣けたのに・・・・・・!」みたいなものがちらほらと。
もちろん特集自体などは読み応えがあり、シリーズの総復習もあって、鑑賞前に読むのに最適な箇所もあるのですが・・・・・・いやはや、難しいところです。
というか公式から「本編映像出しすぎ」な予告編や特別映像も出てるので、これはもう自己責任というか・・・・・・自分の意志の問題ですかね。
公開まであとちょっとなので、マジで気をつけたいです・・・・・・!
悪化しつつあるモンスターバースの吹き替えについて
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の日本語吹き替え版キャストが発表されましたね。
やってくれたな。
余計なことをしなかった『シン・ゴジラ』が大ヒットしたので、今作もきちんとした感じにPRしてくれると思ったらこのザマです。
しかも吹き替えのみならず、日本版主題歌とかまでありますし。
日米同時公開なので、そんなことをする暇はないかもと思ったのですが・・・・・・こういった変なことするのは仕事が早いのね。
それぞれ担当される役者さん、アーティストの方々を批判してるわけではありません。
「合わない、向いていない」と言ってるだけです。
彼らは一生懸命やってるでしょうし。
悪いのはこの愚行を任せた、決定した人間です。
「字幕で観ればいい」とかそういう問題ではありません。
日本語吹き替え版、声優さんが好きですし。
何より今作は情報量が物凄そうで、とにかく画面に集中したいのです。
いや、それにしても今回はマジであまりにも酷すぎるんではないかと。
そこでモンスターバースの吹き替え(タレント枠)についてちょっと振り返ってみることにしました。
念のためにもう一度・・・・・・それぞれ担当される役者さん、アーティストの方々を批判してるわけではありません。
「合わない、向いていない」と言ってるだけです。
彼らは一生懸命やってるでしょうし。
悪いのはこの愚行を任せた、決定した人間です。
・『GODZILLA』
エル・ブロディ(ヒロイン):波瑠(下手ですが、出番が思ってたよりも少なかったので耐えられました。ただ、エリザベス・オルセンの専属声優さんと言っても過言ではない、行成とあさんで新録してほしいなあ・・・・・・)
分析官:佐野史郎(あまり上手ではないけど、本当にちょい役だったので我慢できました)
電車アナウンス、ニュースキャスター:倉敷保雄(完璧。こういうのでいいんだよ・・・・・・)
ステンツ提督:佐々木勝彦(完璧・・・・・・というか、そもそも俳優兼声優さんですし)
・『キングコング 髑髏島の巨神』
ジェームズ・コンラッド(主人公):GACKT(演技力は悪くないけど・・・・・・ただのGACKT。とにかくGACKT。GACKTったらGACKT)
メイソン・ウィーバー(ヒロイン):佐々木希(ヘタクソ。個人的に一番許せません。オスカー女優の吹き替えを、未経験者に任せるなよ・・・・・・)
レルス(兵士):真壁刀義(上記の佐野史郎と同じ感想です。全編通して出演しているのですが、あまり喋らないキャラだったという)
・『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(まだ未鑑賞なので、現状の感想のみ)
マーク・ラッセル(主人公一家、父):田中圭(53歳の俳優に34歳の吹き替え未経験の俳優に任せるって、どうかしてるとしか思えません。無茶振りとしか思えず、田中圭さんが気の毒です)
エマ・ラッセル(主人公一家、母):木村佳乃(『ジュラシック・ワールド』の失敗を学んでねえ・・・・・・)
マディソン・ラッセル(主人公一家、娘):芦田愛菜(まあ、いいんじゃないんですかね。ただ自分は『ストレンジャー・シングス』好きなので、その作品でミリー・ボビー・ブラウンの吹き替えをしていた釘宮理恵さんに担当してほしかったです)
・・・・・・今作、メインキャラのタレント吹き替え枠が増えて悪化してるじゃねえか!
最初の頃はいかに被害が少なかったのかがわかります。
カイル・チャンドラーは個人的に大大大好きな俳優さんなので、悔し泣きするほど辛かったです。
木下浩之さんに吹き替えしてもらいたかった・・・・・・!
そして田中圭さんは国産実写のゴジラ映画に出演してほしかったです。
いろいろ書いちゃいましたが、今はまだ未鑑賞の状況なので・・・・・・3人が予想に反してはまり役であることを祈るしかありません。
全員、役者さんですし。
今作が日米同時公開であることにも感謝してます。
いろんなところで何度も言ってますが、DVDやブルーレイにはプロの声優さんで新録したバージョンも収録してほしいです。
頼みますよ、本当。
そうすれば、タレント吹き替えとか許せますからね。
・・・・・・とか書いてたら、いつの間にか「日本語吹き替え版予告編」が。
映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』【予告3(日本語吹替ver.)】
前作に引き続き、佐々木勝彦さんがステンツ提督を続投。
土師孝也さんがチャールズ・ダンス、安原義人さんがブラッドリー・ウィットフォードの吹き替えだと思います。
甲斐田裕子さんの声も聴こえるようですし、変化球ながらもなかなか豪華な感じです。
さて、問題の主人公一家は・・・・・・・「思ってたより悪くない」ですね。
ただ、どうしてもカイル・チャンドラーの声には若いような・・・・・・頑張って低い声を作っている田中圭さんはさすがだとは思いますが。
これだけではまだ何とも言えません。
とにかく出来が良くて、「あんなこと書いてすいませんでした!」となりますように。