悪化しつつあるモンスターバースの吹き替えについて

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の日本語吹き替え版キャストが発表されましたね。

やってくれたな。

 

余計なことをしなかった『シン・ゴジラ』が大ヒットしたので、今作もきちんとした感じにPRしてくれると思ったらこのザマです。

しかも吹き替えのみならず、日本版主題歌とかまでありますし。

日米同時公開なので、そんなことをする暇はないかもと思ったのですが・・・・・・こういった変なことするのは仕事が早いのね。

それぞれ担当される役者さん、アーティストの方々を批判してるわけではありません。

「合わない、向いていない」と言ってるだけです。

彼らは一生懸命やってるでしょうし。

悪いのはこの愚行を任せた、決定した人間です。 

 

「字幕で観ればいい」とかそういう問題ではありません。

日本語吹き替え版、声優さんが好きですし。

何より今作は情報量が物凄そうで、とにかく画面に集中したいのです。

 

いや、それにしても今回はマジであまりにも酷すぎるんではないかと。

そこでモンスターバースの吹き替え(タレント枠)についてちょっと振り返ってみることにしました。

 

念のためにもう一度・・・・・・それぞれ担当される役者さん、アーティストの方々を批判してるわけではありません。

「合わない、向いていない」と言ってるだけです。

彼らは一生懸命やってるでしょうし。

悪いのはこの愚行を任せた、決定した人間です。 

 

・『GODZILLA

エル・ブロディ(ヒロイン):波瑠(下手ですが、出番が思ってたよりも少なかったので耐えられました。ただ、エリザベス・オルセンの専属声優さんと言っても過言ではない、行成とあさんで新録してほしいなあ・・・・・・)

分析官:佐野史郎(あまり上手ではないけど、本当にちょい役だったので我慢できました)

電車アナウンス、ニュースキャスター:倉敷保雄(完璧。こういうのでいいんだよ・・・・・・)

ステンツ提督:佐々木勝彦(完璧・・・・・・というか、そもそも俳優兼声優さんですし)

 

・『キングコング 髑髏島の巨神』

ジェームズ・コンラッド(主人公):GACKT(演技力は悪くないけど・・・・・・ただのGACKT。とにかくGACKTGACKTったらGACKT

メイソン・ウィーバー(ヒロイン):佐々木希(ヘタクソ。個人的に一番許せません。オスカー女優の吹き替えを、未経験者に任せるなよ・・・・・・)

レルス(兵士):真壁刀義(上記の佐野史郎と同じ感想です。全編通して出演しているのですが、あまり喋らないキャラだったという)

 

・『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(まだ未鑑賞なので、現状の感想のみ)

マーク・ラッセル(主人公一家、父):田中圭(53歳の俳優に34歳の吹き替え未経験の俳優に任せるって、どうかしてるとしか思えません。無茶振りとしか思えず、田中圭さんが気の毒です)

エマ・ラッセル(主人公一家、母):木村佳乃(『ジュラシック・ワールド』の失敗を学んでねえ・・・・・・)

マディソン・ラッセル(主人公一家、娘):芦田愛菜(まあ、いいんじゃないんですかね。ただ自分は『ストレンジャー・シングス』好きなので、その作品でミリー・ボビー・ブラウンの吹き替えをしていた釘宮理恵さんに担当してほしかったです)

 

・・・・・・今作、メインキャラのタレント吹き替え枠が増えて悪化してるじゃねえか!

最初の頃はいかに被害が少なかったのかがわかります。

 

カイル・チャンドラーは個人的に大大大好きな俳優さんなので、悔し泣きするほど辛かったです。

木下浩之さんに吹き替えしてもらいたかった・・・・・・!

そして田中圭さんは国産実写のゴジラ映画に出演してほしかったです。

 

いろいろ書いちゃいましたが、今はまだ未鑑賞の状況なので・・・・・・3人が予想に反してはまり役であることを祈るしかありません。 

全員、役者さんですし。 

今作が日米同時公開であることにも感謝してます。

 

いろんなところで何度も言ってますが、DVDやブルーレイにはプロの声優さんで新録したバージョンも収録してほしいです。

頼みますよ、本当。

そうすれば、タレント吹き替えとか許せますからね。

 

・・・・・・とか書いてたら、いつの間にか「日本語吹き替え版予告編」が。

 


映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』【予告3(日本語吹替ver.)】

 

前作に引き続き、佐々木勝彦さんがステンツ提督を続投。

土師孝也さんがチャールズ・ダンス安原義人さんがブラッドリー・ウィットフォードの吹き替えだと思います。

甲斐田裕子さんの声も聴こえるようですし、変化球ながらもなかなか豪華な感じです。

さて、問題の主人公一家は・・・・・・・「思ってたより悪くない」ですね。

ただ、どうしてもカイル・チャンドラーの声には若いような・・・・・・頑張って低い声を作っている田中圭さんはさすがだとは思いますが。

これだけではまだ何とも言えません。

とにかく出来が良くて、「あんなこと書いてすいませんでした!」となりますように。