洋画に出てくるアレを食べてみる
映画に出てくる食べ物って、どうしてあんなに美味しそうに見えるのでしょう。
ジブリ飯、山盛りマッシュポテト、西部劇の豆料理など。
その中でも、俺はある食べ物に注目していました。
その名も「リコリス」。
真っ赤で長いゼリーのようなお菓子(キャンディらしい)です。
『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』や『SUPER8/スーパーエイト』などに出てきて、ずっと気になってたんですよ。
↑『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の一場面
これを口でちぎって食べるのが、何だか駄菓子感覚みたいでやけに美味しそうに見えてしまったのです。
今までこれの名前がわからなかったんですが、『わたしに会うまでの16000キロ』という映画で、「リコリスでもどうだ?」みたいな台詞と共に登場したので、ようやく知ることができました(ちなみに映画本編の感想は「??????」でした。俺にはこの映画、早すぎたのかも)。
名前も判明したので、さっそくアマゾンで注文しました。
輸入品とだけあって高いな・・・・・・。
しかもやけに量が多いし。
少し買うのをためらいましたが好奇心には勝てず、結局買いました。
家族には内緒で。
そして10日後ぐらいに到着。
まだ未開封なのに、物凄い苺の香りがしました。
正直、これだけでお腹いっぱいになりそう。
触ってみたら、思ったほどベタベタしません。
簡単にちぎれます。
中は空洞です。
さて、いよいよ実食・・・・・・
まずい・・・・・・!
こんなもん、食えるか。
冗談抜きでロウソクみたいな味がするぞ、これ。
食感も味もロウソクだ。
苺の味なんてしないし。
ゼリーなんかじゃねえよ。
キャンディでもねえ。
ロウソクだ。
間違いなく体に悪い食べ物だよ、これ。
アメリカ人はこれを幼い頃からずっと食ってるのか・・・・・・!
それでも残すのもアレなので、頑張って1本食べ切りました。
しかし1本食べ切っただけでも泣きそうなのに、まだまだたくさん残ってる。
どうしよう、このままじゃお母さんに叱られる。
それだけでは何としても避けなければ・・・・・・!
けど、マジで食えません。
味がロウソクみたいだから、リコリスを頭につけて『八つ墓村』ごっこでもしようかな。
でもそんなことしたからって、リコリスが減るわけではございません。
食べ物で遊んだら、それこそ祟りが・・・・・・。
というわけで、友人達に日頃の感謝の気持ちを込めて、1人あたり5本ほどプレゼントすることに決めたのでした。
まあ、ずっと気になってた食べ物で、遅かれ早かれ食べるつもりだったので、このモヤモヤが解消できて良かったです。
結果はどうであれ。