映画のノベライズについて

映画やドラマのシナリオを元に小説化したものである「ノベライズ」が大好きです。

これには映像化された作品では伝えきれなかった登場人物のエピソード、心情、またカットされた場面などが盛り込まれており、映画の補完にぴったりな存在です。

シナリオが元になっているので、原作本とはまた違った魅力があります。

 

例えばローランド・エメリッヒ監督の『インデペンデンス・デイ』では、宇宙人襲来時の日本の様子、攻撃による被害状況が詳しく書かれています。

映画では後半にチラッと出たぐらいですからね。

「日本人は避難せずに普段と変わらない生活をしたり、避難するにも鉄道交通網が複雑で大混乱、よって多数の死者を出した」という日本の特徴を捉えた描写には、思わず感心しました。 

 

インデペンデンス・デイ (徳間文庫)

インデペンデンス・デイ (徳間文庫)

 

 

また、ザック・スナイダー監督の『ドーン・オブ・ザ・デッド』は映画とノベライズでは、結末が異なっているという驚きも。 

個人的にはノベライズ版の結末のほうが好みでした。

映画版は蛇足な気が・・・・・・。

 

死者の夜明け―ドーン・オブ・ザ・デッド (竹書房文庫)

死者の夜明け―ドーン・オブ・ザ・デッド (竹書房文庫)

 

 

ブライアン・レヴァント監督の『ジングル・オール・ザ・ウェイ』では、主人公であるハワードを演じたのがアーノルド・シュワルツェネッガーなので、オマージュネタが満載だったりします。

例えば「ハワードが幼い頃に飼っていた愛犬の名前はコナン」、「彼が大学時代にスポーツカーT1000に轢かれそうになった子供を身を挺して救い、母親であるコナー夫人はいたく感謝し、彼のことを“私の人生の救世主”と呼んだ」などなど・・・・・・。

本編にこれらの描写は一切ないので、ノベライズ版だからこそ楽しめるネタです。

 

ジングル・オール・ザ・ウェイ (徳間文庫)

ジングル・オール・ザ・ウェイ (徳間文庫)

 

  

それにしてもこういうのって、読書感想文で提出したらどうなるのか気になるところです。

やっぱり書き直しになるんでしょうか。

映画を観て、楽してるようなものですしね。

 

また機会があれば、面白いノベライズをいろいろ紹介していきたいと思っています。

2018年度:映画ベスト10

今年ももうすぐ終わりなので以前と同じく、2018年に日本で公開された映画の個人的ベスト10を載せておきます。

2〜3行のテキトーな感想付きで。

 

10位:『ブラック・パンサー』

 

今作のヴィラン、キルモンガーに泣かされました。 

とにかくこれに尽きます。

マーベル・ユニバースのヴィランで一番大好きです。 

 

 

9位:『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』

 

偉人の映画を観ると、退屈してしまいがちな自分ですが・・・・・・この映画はまったく退屈しませんでした。

それぐらい面白かったんです。

日本語吹き替え版では、安原義人さんを起用したのが何より嬉しかったです。

 

 

8位:『ボヘミアン・ラプソディー

 

ほとんど『グレイテスト・ショーマン』と同じ感想になりそうです。

でも感動したのはこっちかな。

エンドロールが終わっても、すぐに席を立てそうになかったので。 

 

 

7位:『デッドプール2』

 

映画はもちろん面白いです。

それだけでなく、吹き替え版のキャスティングやPRが本当に見事で。

タレント吹き替え、酷いPRが多過ぎですからね・・・・・・もっと見習ってほしい。

  

 

6位:『グレイテスト・ショーマン

 

楽しい映画ですね。

ツッコミどころはあるにせよ、大満足です。

音楽は本当に大好きです。

 

 

5位:『15時17分、パリ行き』

 

賛否両論ある作品ですが、個人的には大好きです。

普通に感動しました。

普通は思いつかない、本人を起用するという大胆なキャスティングには驚きつつも、違和感ないのが凄いなと。

 

 

4位:『シェイプ・オブ・ウォーター

 

期待を裏切らない、素晴らしい怪獣&恋愛映画でした。

映画館でもう2〜3回は観ておけばよかったなあ。

アカデミー賞を獲ってくれて、本当に嬉しかったです。 

 

 

3位:『スリー・ビルボード

 

雰囲気がとっても大好きです。

役者の凄まじい演技、ハラハラ・ドキドキの予想のつかないストーリー展開。

個人的にはサム・ロックウェル家中宏さん、ウディ・ハレルソン内田直哉さんで新録した日本語吹き替え版を観てみたいです(ソフト版も好きですが)。 

 


『スリー・ビルボード』日本版予告編(アカデミー賞®受賞!)

 

 

 

2位:『レディ・プレイヤー1』

 

自分の好きなものが、これでもかと詰まっている映画。

あの映画の、あの機械の怪獣の、あのテーマ曲が流れた時の感動は忘れられません。

プロの声優さんのみを起用した日本語吹き替え版も良かったです。

 


映画『レディ・プレイヤー1』予告1【HD】2018年4月20日(金)公開

 

 

 

1位:『カメラを止めるな!

 

最高の映画でした。

「『シン・ゴジラ』並みに面白い邦画はもう観れないだろうなあ」と思ったら・・・・・・!

こんなに素敵な映画を、映画館で観ることができて幸せでした。

 

 

 

惜しくもランク外:『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の予告編

 

最初は1位にしようかと思ったのですが、予告編なのでさすがにやめました。 

それぐらい素晴らしい予告編だったからです。

このせいで「月の光」を聴くと、過剰に反応してしまうようになりました。

 


Godzilla: King of the Monsters IMAX® Trailer

 

 

・・・・・・そんなわけで、去年はベスト10に邦画が1つも入っていなかったのですが、今年は1位に!

カメラを止めるな!』は本当に大好きな映画です。

来年は『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』が一番の楽しみです。

洋画の吹き替えキャスト予想(1)、答え合わせ

ザ・プレデター』と『MEG ザ・モンスター』のブルーレイがもうすぐ発売となります。

早いものです・・・・・・!

 

 

 

日本語吹き替え版のキャストが記載されていたので、以前に予想した答え合わせをします。

 

・『ザ・プレデター

 

クイン・マッケナ:ボイド・ホルブルック小川輝晃

ネブラスカ・ウィリアムズ:トレヴァンテ・ローズ三宅健太) 

ローリー・マッケナ:ジェイコブ・トレンブレイ(鶴翔麒)

ケイシー・ブラケット:オリヴィア・マン木下紗華

ウィル・トレーガー:スターリング・K・ブラウン(田村真)

 

 

・『MEG ザ・モンスター』

 

ジョナス・テイラー:ジェイソン・ステイサム山路和弘

スーイン:リー・ビンビン(魏涼子) 

モリス:レイン・ウィルソン伊藤健太郎

ジャックス:ルビー・ローズ(清水はる香)

トシ:マシ・オカ(白石兼斗)

ジャン博士:ウィンストン・チャオ(加藤亮夫

マック:クリフ・カーティス川島得愛

 

 

主人公以外は予想が外れましたが、それでも豪華なキャストではないかと。

といっても、記載されているのはメインのキャストのみ。

全員分の吹き替えキャストが知りたいものです。

特に『ザ・プレデター』のルーニーズが気になります。

改めて、日本語吹き替え版の本編を観るのが待ち遠しい・・・・・・!

洋画の吹き替えキャスト予想(2)

今回も吹き替えキャストを勝手に予想してみようかと。

予想するのはハリウッド版ゴジラの続編『Godzilla:King of the Monsters』。

 


Godzilla: King of the Monsters IMAX® Trailer

 

例によって「FIX声優」「雰囲気」「自分の勝手な希望」に沿った妄想キャスティングとなります。

 

 

・『Godzilla:King of the monsters』(勝手に吹き替えキャスト予想)

 

マーク・ラッセル:カイル・チャンドラー木下浩之or堀内賢雄or山寺宏一

エマ・ラッセル:ヴェラ・ファーミガ小林さやかor田中敦子or深見梨加) 

マディソン・ラッセル:ミリー・ボビー・ブラウン釘宮理恵

スタントン:ブラッドリー・ウィットフォード二又一成or内田直哉

ヴィヴィアン・グレアム:サリー・ホーキンス高橋理恵子

役名不明:チャールズ・ダンス羽佐間道夫

サム・コールマン:トーマス・ミドルディッチ(櫻井孝宏or花輪英司

バーンズ:オーシェア・ジャクソン・Jr.(勝杏里or大川透

芹沢猪四郎:渡辺謙渡辺謙

チェン:チャン・ツィイー弓場沙織

 

 

本当に勝手な予想だと思いつつも、とにかく壮大な怪獣映画なのは確かなので・・・・・・これぐらい豪華にしてほしいです。

ブラッドリー・ウィットフォードの吹き替えは石塚運昇さんで考えていたのですが、残念ながらお亡くなりになられたので・・・・・・。

それと、もし今作にタレント吹き替えがあったら・・・・・・!

トーマス・ミドルディッチは高橋一生さんに。

そしてチャールズ・ダンス宝田明さんになるんじゃないかと予想しております。

ゴジラ映画に出演した経験がある&思い入れがあるという理由で。

もしそうなったとしても、ただの流行りのタレントをゴリ押しされるよりはマシですね。

キングコング 髑髏島の巨神』の二の舞はマジでやめてほしい。

さて、どうなるか・・・・・・!

来年公開ですし、答え合わせはだいぶ先になるでしょう。

洋画の吹き替えキャスト予想(1)

『MEG ザ・モンスター』も『ザ・プレデター』も吹き替え版が上映されないのが残念でなりません。

こういうB級映画こそ、吹き替えだと楽しい感じになりそうですし。

まあ、タレント吹き替えになるくらいだったら上映しなくてもいいのですが。

 

そんなわけで、今回はこの2作品の吹き替えキャストを勝手に予想してみようかと。

「FIX声優」「雰囲気」「自分勝手な希望」に沿った妄想キャスティングとなります。

 

 

 

・『ザ・プレデター』(勝手に吹き替えキャスト予想)

 

クイン・マッケナ:ボイド・ホルブルック小川輝晃

ネブラスカ・ウィリアムズ:トレヴァンテ・ローズ安元洋貴) 

ローリー・マッケナ:ジェイコブ・トレンブレイ小林由美子

ケイシー・ブラケット:オリヴィア・マン(佐古真弓)

コイル:キーガン=マイケル・キー森川智之

バクスリー:トーマス・ジェーン小山力也

リンチ:アルフィー・アレン川原慶久

ネットルズ:アウグスト・アギレラ(小松史法)

ショーン・キース:ジェイク・ビジー大塚芳忠

ウィル・トレーガー:スターリング・K・ブラウン玄田哲章

 

 

 

・『MEG ザ・モンスター』(勝手に吹き替えキャスト予想)

 

ジョナス・テイラー:ジェイソン・ステイサム山路和弘

スーイン:リー・ビンビン(魏涼子) 

モリス:レイン・ウィルソン落合弘治

ジャックス:ルビー・ローズ東内マリ子

トシ:マシ・オカ(藤原堅一)

DJ:ペイジ・ケネディ(乃村健次)

ヘラー:ロバート・テイラー田中正彦

メイイン:ソフィア・ツァイ(釘宮理恵

ジャン博士:ウィンストン・チャオ(大塚芳忠

マック:クリフ・カーティス内田直哉

 

 

 

・・・・・・いやー、本当に勝手な吹き替えキャスト予想だなあ!

とにかく豪華にしすぎたり、どこかおかしい箇所もあるような気がします。

最近では吹き替えの予算も減っているらしく、主人公やヒロイン以外の担当声優さんは

あまり聞いたことのない方や新人さんが多いそうです。

でも景気の良いB級映画なので、これぐらい豪華にやってほしいなあ。

もう収録自体は終わってるかもしれませんが、DVDがリリースされる際の答え合わせ(?)が楽しみです。

さて、どうなるか・・・・・・!